あなたはパソコンを使っていますか。
事務所での仕事であれば、たいていのことはパソコンを使っているはずです。
そのパソコンの使い方は上司から十分教えてもらっていることでしょう。
ただ、パソコンは何でもできることが特徴ですから、特定の作業だけをやるのであれば、それはパソコンを使っているとは言えないのかもしれません。
個人で所有しているパソコンの場合は、文章やチラシを作ったり、年賀状を書いたりすることでしょう。
それが一般的なパソコンの使い方なのです。
いろいろできて便利ですが、いったん壊れたら非常に困ったことになります。
これからやろうとしたことが全部できなくなるからです。
野球と同じで、作業の守備範囲が広いと、その抜けた穴をカバーすることが難しくなるのです。
もちろん、壊れたパソコンの代わりをすぐに購入できるなら問題はありません。
お金があればいいのですが、普通の人は躊躇してしまうことでしょう。
そこでパソコンが壊れないような使い方をしなければなりません。
スマートフォンとパソコンを同じものと思っている人もいますが、パソコンの方が高機能ですし壊れやすいことを認識しておきましょう。
まず、落下させると大きなダメージを受けてしまいます。
最悪の場合は壊れたままで復旧できなくなります。
また、本体は問題なくても内部のデータが消えてしまうこともあります。
これは定期的にバックアップを取ることで被害を防ぐことができます。
カメラの写真をそのままにせずにパソコンにコピーしておくことをおすすめすます。
パソコンが動かない
パソコンがいきなり動かなくなることを経験した人は少なくないでしょう。
もちろん、壊れたわけではなく、一時的にパソコンのソフトが異常になっているのです。
そのようなことを一般の人が理解しているわけではありませんから、再起動でやり直すのです。
これだけですべて丸く収まるかというとそうではありません。
つまり、その時まで作っていたデータがなくなってしまうからです。
メーカーや電気店にどれだけ文句を言っても、消えたデータは帰ってきません。
そこで自衛策をとることが重要となります。
これはプライベートでもビジネスでも同じことでしょう。
データの重要性のレベルは違いますが、本人にとっては大切なデータだからです。
さて、具体的にどのようなことをすればデータを守ることができるのでしょうか。
そもそも。
パソコンが壊れた状態にならないようにすることはできないのでしょうか。
Windowsパソコンが登場してから、かなりの年月が経っていますが、今でも不具合は解消できていません。
これは永久になくならないと考えるべきでしょう。
一番簡単で確実な方法はバックアップを取ることです。
複数の場所にデータを保存しておけば、一つが消えても残っているからです。
ただ、データを入力中の場合は、どうしても避けられない場合もあります。
したがって、どこまでを残しておくかが重要となります。
何分前までのデータをコピーしておくかと言うことです。
インターネットで検索してみると、その方法が見つかるはずです。
パソコンの修理
パソコンが薄型軽量になって、非常に丈夫になりました。
落としたくらいでは何ともない場合も少なくありません。
もちろん、重要なデータが入っている部分などが破損すれば、修理に出さなければなりません。
見た目は壊れたようではなくても、使っていると何となくおかしい動きをすることもあります。
これもパソコンが壊れた状態と考えていいでしょう。
ただ、メーカーに修理を依頼する時に、症状をうまく説明できないかもしれません。
そのため、多くの人は壊れたまま使い続けるのです。
使い続けられるのであれば、それで問題はありません。
最終的に全く動かなくなるまで使うことでしょう。
そこで重要なことがデータを別の媒体にコピーしておくことです。
パソコンの中だけにあるデータはパソコンが壊れた時に取り出せなくなると思ってください。
もちろん、データ復旧を依頼すれば、専門業者が元通りにしてくれます。
ただ、パソコンは壊れたままですから、新しいパソコンを購入しなければなりません。
また、修理を依頼するとかなり高額な修理費用を請求されることになるでしょう。
メーカーのDellなどでは購入時に保守契約の案内があります。
いわゆる保険です。
車と同じで一定額を支払っておけば、所定の範囲が壊れた場合に無償で対応してくれるのです。
保険に入るか、壊れたらあきらめるかは自分で判断すればいいでしょう。
ただ、最近のパソコンは高性能になりましたから、簡単には壊れません。
大事に使えばいいのです。